PRIME Media ブログ

blog

不動産を高く売るために必ずやるべきこととやってはいけないこと!

不動産を高く売るために必ずやるべきこととやってはいけないこと!の画像

不動産を高く売るために必ずやるべきこととやってはいけないこと!

まず多くの方にとって不動産売却というのは一生のうちに何度も行うものではありません。
自己が所有している大事な不動産を売却しようとするのなら、「できるだけ高値で売れてほしい」と願うのは至極当然のことです。そこで、今回は、自分が所有している「不動産」をより高く売るためにやるべきこと、絶対にやってはいけないことについての記事になります。

より「不動産を高く売るため」に「事前にやるべきこと」とは

不動産会社に全てお任せするのが一番楽ですが、「最終的に不動産会社の言い値で買い叩かれてしまっていた」など、後から後悔する方も非常に多いです。
そのため不動産をより高く売るためには、まずは自分で行動できるところは行動すること、が何よりも大切になります。

事前にやるべきこと①  まず市場動向は自分で行うこと

物件の取引価格と違い、市場動向については比較的入手しやすい情報になります。
市場動向とは、具体的な価格ではなく、価格の上昇、下落、あるいは変動がないかといった動きのこと。
資料から知ることも可能ですし、地場の不動産屋を回って市場動向について聞けば丁寧にいろいろと教えてくれたり、さらに、いろいろ聞けば、その原因となる市場の背景となる情報も教えてもらえます。とにかくまずはできる限り市場動向は自分で行うことが重要です。

事前にやるべきこと②  自分で相場を調べること

(ケース1)相場からかけ離れた高い価格だと売れるものも売れない・・・。
(ケース2)逆に、安すぎると、買手は見つかりやすくなりますが、損する可能性は高くなる・・・。
自分で相場を理解していれば上記のようなケースでも未然に防げますし、不動産会社から出された提示価格と相場が違う際、自分である程度、相場を把握していたらその理由を質問することもできますので、自分でまずは相場を調べることをお勧めします。

事前にやるべきこと③  不動産会社選びは慎重に行うこと

残念ながら不動産会社の中には、顧客の利益よりも個人の成績、会社の利益だけを考える、顧客の利益を損なっても会社の利益を上げようという会社も存在します。その上で、信頼のおける不動産会社を選ぶためには、複数の不動産会社で査定してもらい、返事をくれた会社からいくつか選んで、実際に足を運んで会話してから決めることが大切です。
スタッフの人柄や会社の雰囲気など、メールだけのやり取りだけではわからない&判断しにくいので本当に信頼できる会社なのかどうかを実際に会って判断することをお勧めします。

できる限り1社だけで不動産会社を決めずに、何社か回って決めたほうがいいです。
また、売れるかどうかは、不動産会社の得意分野や担当者の営業スキルによるところが大きいので自分に合った不動産会社選びを心がけるようにしてください。

不動産の最適な売却タイミングについて

正直、不動産は、最も高値で売れる旬な時期が存在します。それは「年度末」です。
最適な売却タイミング(最も高値で売れる旬な時期:年度末)で売りに出すことで、より高値で買い取ってもらえる可能性が高まります。
一般的に1月から3月にかけて学校や就職、転勤異動で新居を探す人が一気に増加するため、不動産は年度末が一番の旬のタイミングです。
※また、年度末以外の時期も高値で売りやすいタイミングがいくつかありますので、信頼できる不動産会社であれば、そこも詳しく教えてもらうことが可能です。

買い手が「高値でも買いたい」と思うポイントがあります


不動産(土地や建物)はとても高額な買い物になるため、中古住宅・中古マンションは「内覧」が欠かせません。
もちろん「売る方」も真剣ですが、それと同じで「買う方」もよりいい物件をより安く手に入れたいと、もちろん考えています。
中古住宅・中古マンションは、「売る方」のちょっとした工夫や努力(日当たりをできる限りよくしたり、整理整頓をしっかり行うことなど)により、「買う方」へ、高値でも買いたい!と思っていただけます。その点に関しても、信頼できる不動産会社であれば、そこも詳しく教えてもらうことが可能です。

住みながら売却活動をする際のポイント・アドバイス


住みながら売却活動をする際、実際に内覧で「お客様」をお迎えする際は、内覧に来られた方に実際にそこに住んだ時のイメージを持っていただくこと、そして実際に住んでいる人(売り手)の視点で、感じていることや暮らしぶりなど、素直にありのままを語っていただくことが、一番内覧に来られた方に刺さるポイントです。
※ただ、素直にありのままを見てもらうといっても、乱雑で汚い部屋だと買い手の印象が悪くなってしまうと、それだけで買い手は逃げてしまいますので、内覧の際は、家の中の掃除や整理整頓はもちろん、「お客様」の質問には誠実、丁寧に答えるようにしてください。

不動産を高く売るために「やってはいけないこと」とは?

① 相場に比べかなり高い査定金額に飛びついてしまう

不動産一括査定サイトなどを利用し、複数の会社から査定を取ることが、一番簡単で楽ですが、時折、ズバ抜けて高い査定額を出してくる業者が存在します。

そこで、高いからといって、相場に比べ非常に高い査定額を提示してきた業者に飛びついてしまうと、痛い目にあう可能性が高くなります。そうなると取返しがつかないので、なるべく気をつけてください。
大前提ですが、不動産というのは基本的に相場金額でないと売れません。
※例えば、相場が4500万円の地域で8000万円の物件を出しても、全然見向きもされません。
相場以上の金額を提示してくる不動産業者は、仲介手数料目当てで、まず無理な値段を最初に提示してきます。
もちろんそのような不動産会社は、そんな金額では売れるとそもそも思ってもないため、少しずつ値下げ提案を行っていきます。
不動産業界では、そのような「値下げ」が多い物件は、何か問題があるとみられてしまいますので、常識的な相場価格で提示する不動産会社を選ぶようにしましょう。

② 欲が出て売却タイミングを逃してしまった


福岡市の実際の例を一つ上げると、4,000万円で売りに出した不動産物件に対し、3,500万円で購入したいという人が現れました。
しかし3,500万円で購入してくれる人がいるのなら4,000万円といってくれる人も現れるだろうと欲がでて、断ってしまいました。
しかし半年たっても1年たっても4,000万円で購入したいという人は現れずに、結局、3,000万円でしか売ることができませんでした。
このように、高値で売れるだろうと欲を出しすぎたために売却タイミングを逃してしまうこともあります。
テクニックとしては、あらかじめ売り出し価格を多少高め(相場から逸脱しない範囲)に設定した上で、多少、希望よりも少額で購入したいと言ってくれる人がいた時には、早めに手を打つことも大切な場合もあります。

③ 不動産会社の「言いなり」で売却してしまった


不動産会社を信頼して売却業務を任せることは大切ですが、不動産会社にすべて言いなりになってしまうのはNGです。
不動産会社の言いなりにならないためにも、事前に、市場動向や相場を自分で調べることである程度知識をつけた上で、相場よりも安い価格を提示されたときや、何か疑問を感じた時には、その理由を納得いくまで不動産会社へしっかり質問できるようにしておきましょう。