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賃貸【退去時の掃除ってどこまでやる必要がある?】

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退去する時は、清掃をして気持ち良く引越しをしたいですよね。
ただ、どこまで清掃すればいいのか分からない方も多いと思います。
賃貸物件には、入居者の負担と借主の負担が明確に定められていますので、入居者の負担に該当する部分は、しっかり清掃することがポイントになります
今回の記事では、賃貸物件の退去時の掃除ってどこまでやる必要がある?を詳しく解説いたします。

お引越しの退去時に清掃が必要?

引越しで賃貸物件を退去する場合、旧居(お引越しする前の物件)を清掃する必要があります。
清掃が必要な理由は、賃貸の退去する際、入居者には原状回復をする義務があるのです。

原状回復とは?

原状回復=本来の状態に戻すことです。「貸借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、貸借人の故意・善管注意義務違反、過失、その他通常の使用を超えるような使用による毀損・損耗を復旧すること」と記されています。

つまり、入居者が物件を傷つけたら、修繕費用を負担する必要が出てくるのです。その為、引越し退去時に清掃を行い、原状回復する事が大切です。
原状回復(本来の状態に戻すこと)できれば、その分、修繕費用の負担を減らすことができます。
それによって敷金が返金される可能性出てきます。退去時に敷金を支払っている方はできるだけ多く返却してもらいたい方は、引越し時の清掃は必ず行ってください。

敷金とは?

物件を退去する際の原状回復の為の修繕費用として、貸主が事前に預かる費用のこと。家賃1~2ヶ月分が相場で、退去する際には原状回復にかかったお金が差し引かれ、残りの金額が返金されます。清掃しなかったり、原状回復できない状態の場合、最悪、プラスで退去時に支払うケースもありますのでご注意を。

引越し前に掃除しておくべき場所は?

 

ベランダ:砂汚れや砂汚れは掃きだすのが効果的

ベランダ掃除・・。つい忘れがちになってませんか?
砂や土はもちろん、鳥のフンや落葉など。またエアコンの室外機から漏れ出た水が、汚れを頑固にしてしまうなど、ベランダ汚れの原因は様々あります。
特に交通量が多い道路に面したアパートや賃貸マンションは、排気ガスの油分で埃が舞い、それが油汚れとしてこびりつく可能性も出てきます。

ちなみに、ベランダ清掃をやる場合は、まず埃や大きなゴミを掃き出してください。
次に壁の拭き掃除や手すり掃除をします。鳥の糞がある時はゴム手袋とマスクを着用しましょう。
住居用洗剤やクエン酸水をスプレーしたら、キッチンペーパーで拭き取って下さい。綺麗に汚れが落ちるはずです。最後は床を洗い流せばベランダ清掃、終了です。

キッチン:中々落ちない油汚れには重曹が効果的

キッチン周辺での掃除ポイントは、壁などに付着した油汚れ。コンロの周りは、料理をした時の油はねによってベタつきがちです。またレンジフードや換気扇も、忘れないでくださいね!!

キッチンの頑固な油汚れには重曹が効果的です。
洗剤や、主成分がアルコールの除菌スプレーなどと併用して下さい。すると頑固な油汚れが落ちやすくなります。
また、事前に重曹水をスプレーすることで、浮き上がった頑固な油汚れを簡単に拭き取れますよ。

レンジフードは、ひどいホコリなど最初にヘラなどで簡単に汚れを落としておいてください。
そして前もって洗剤に浸したキッチンペーパーと重曹水を貼り付けてパックすることが効果的でお勧めの方法です。
15分前後放置したら、泡が残らないよう、雑巾で拭きとって下さい。
隙間部分や取りきれなかった部分は、使わなくなった歯ブラシなどを使って擦ってみて下さい。
ちなみに、重曹は、コンロ周辺だけじゃなく、様々な油汚れにも効果がありますのでぜひご活用ください。

まとめ

引越し時に「これまで長く住んだから最後は綺麗に掃除して退去しよう」という気持ちと、客観的にお部屋を見る視点さえあれば、余計な出費を防げます。
また退去時は、契約内容の確認、各種手続きをしっかり済ませ、次の新しい物件に気持ち良く引越してくださいね!!